今日は、松の内の松納めです。

松の内とは、正月飾りの一種である松飾りを飾っておく期間の事を言います。

松の内は、実は地域によってその期間が異なりますが、元々、松の内は小正月である15日とされています。

そして、歳神様にお供えをしていた鏡餅を下げて食べる鏡日開きを20日に行います。

松飾りとは門松を指しますが、門松は歳神様が道に迷う事なく家に来るための目印とも、家に歳神様の滞在を示す印とも言われています。

この門松を飾っておく期間の事を松の内と言い、お正月とはそもそも、歳神様をお迎えする行事であり、松の内とは歳神様が家にいらっしゃる期間です。

歳神様は初日の出と共にやってくると言われており、家にいる間は歳神様は鏡を模した鏡餅に宿ると言われ、また御節料理は歳神様に対するお供え物です。

神様にお供えした物には不思議な力があると言われる事から、お節料理を食べて一年の健康や幸せをお祈りします。

すなわち松の内とは、歳神様をお迎えしておもてなしをする期間なのです。

佐賀・武雄温泉料理旅館  懐石宿 扇屋  ℡0954-22-3188